POSTED ON 2013. 06. 19
やっと一段落しましたが、しばらく更新できなかったのは
3月に始まった、ハードワークのため余裕がなくて・・・・(汗)
モデラーとしての仕事は、個人名義で行ってますが、
今回は、エリ・エク乗りのみなさんはきっとご存知の、
IKEYA FORMURAさんの仕事をしてましたのですこしご紹介しようと思います。
(イケヤさんのHPでも公開されてますので)
昨年、かつての勤務先でお世話になったASH INSTITUTEさんから、声をかけてもらいました。
(ASHさんのBlogにも経過が紹介されてます。この後の作業も更新してくれます)
以前からイケヤさんとアッシュさんは知り合いで、あたためていたプロジェクトがようやく開始できそう、
一緒にやりませんか?と。
ありがたいお誘い。なかなかこういう仕事ってできないし、ないですから。
実際やるとなると、場所や工期、予算の問題があるのは事実・・・。
ただ、このプロジェクトは、“仕事”以上の意味があるんじゃないかと。
メインモデラーは私、デザイン・設計・マネジメントをASHさん、作業場所は私の前の勤務先にご協力いただきました。
デザイン(3Dデータ)は早い段階でASHさんによりほぼ完成、これを元にマスターモデルを作ります。
3Dデータがあるので、マシニングで切削すればよいのですが、今回は予算の都合などもあり、
クレイで製作することに。
中子(クレイモデルのベース)はイケヤさんにて、合板をレーザーカットしたものを格子状に組んでもらいました。
私の作業は、3月初旬からスタート!
このままだとクレイが盛れないので、ネットと針金で覆い、FRPを1プライしました。
その上からクレイ盛り。
今回はアクリルウインドーを使うことになっていたので、それをセット。
データとまったく同じではないので、現物あわせが必要なのです。
(このあたりは助っ人に手伝ってもらってます)
1週間ほどでおおまかに盛り付けがおわり、削りながらカタチを整えていきます。
まずは左半分をメインに仕上げていき、今度はそれをポイント測定し、
反対側に反転していきます。
この反転作業、なかなかめんどくさいです・・・(汗)
このリヤカウル、でかくて抑揚が強く、作るのが大変。 (最後の最後まで大変でした・・・。)
それに、レーシングカーに近いので、エアーインテークやアウトレットが多数。
これもなかなか・・・
Rをとって、クレイモデル完成!
ここまでスタートから4週間!!
何とかカタチにしましたが、ほんとはもう少し時間かけたかった・・・
今回はここまで。次回はFRP化編です。