POSTED ON 2017. 02. 06
2013年東京モーターショーでお披露目した、イケヤフォーミュラIF-02RDS(#01)。
あれから3年、いよいよロードバージョンの計画がスタートし、再びボディ製作の担当をさせていただきました。
ナンバー取得のための手続き・折衝(保安基準や認証)を池谷さんが苦労されてようやく目途がつき、昨年6月半ばから実製作がスタートしました。
#01(2013年の1号車)製作は3か月ほど。
#02(2016年の2号車)は当初、以前の1.5倍くらいの工期を予想していましたが、
ロードバージョン+量産を考慮した仕様としたので、2倍超えの7か月を要しました。
#01はそう考えると、超絶早かったなぁと。
工期を決めてそれに合わせて作ってはいるのですが。
今回の#02は作り込んだ箇所も多く、3号車以降の量産もある程度見越した工程をあったので、
時間がかかるのはやむを得ないことではありました。
実際、もう少し作り込みしたかったくらいです。
途中で変更や問題が出ましたが、先日何とかイケヤさんに引き渡しました。
この後も、イケヤさんのほうで各所作業があります。
いろいろ大変ですがよろしくお願いします!
さて、製作過程を少し。
今回の#02では、ナンバーを取得するために#01をベースに各所変更がありました。
大きくは、ウインドウのガラス化・灯火類の変更です。
基本デザインは#01を踏襲しています。
リヤカウルは#01のものをそのまま使用。
#01ではアクリル製だったウインドウをガラス製に置き換えたため、キャビン周りは大きく変わりました。
フロントフェンダーも保安基準を満たすため、変更。
デザイン+全体統括のアッシュインスティテュート大津さんが3Dデータ上で様々なシュミレーションをし、
ガラスメーカーさんともといろいろやり取りをしてデザインを崩すことなくガラス化できました。
結果、いい意味で現実的な形に収まりましたね。
そしてFRP化、塗装前完成。
ここからがまだ大変ですがイケヤさん、よろしくお願いします!
順調にいけば、夏前くらいにはナンバー取得?
まだまだいろいろあるでしょうね・・・
それでもきっと、Tokyo Motor Show2017でみなさんに見てもらえるでしょう!
発表はそれ以前かも?
乞うご期待!!
今回もこのプロジェクトにご指名いただいた、株式会社イケヤフォーミュラ池谷様、株式会社アッシュインスティテュート大津様、ご協力いただいた株式会社ワイディーエス様、
ありがとうございました。
本当の完成まで、もうひと踏ん張り!?ですね!